2017年7月16日(日)
米沢・川西は、少子高齢化という問題を抱えており、持続可能な地域形成には地域内外に住み暮す多様な人々の交流を活性化することが重要です。その中でも、とりわけ今後この地域を担っていくべき青年の皆さんには、愛郷心の醸成へとつながる様々な交流の機会、また、この地域で自分には何ができるのか学び、体感することができる機会を持っていただきたいと考え、本事業を企画しました。
今回、「MUSIC FESTIVAL」としては7回目の開催となり、また、米沢商工会議所青年部様主催の「Y1グルメグランプリ」「ジュニアエコノミーカレッジ」との同時開催は5回目となりました。今年からは、米沢の夏を彩る四季のまつりとして「Yonezawa Summer Festival」との統一名称を掲げることとなり、地域活性の情熱をより強力に発信していく基礎固めを行いました。
「MUSIC FESTIVAL」の運営に関しては、米沢青年会議所とは別に、大学生、大学院生や一般社会人から組織する実行委員会を設置し、これを主体として展開してまいりました。また、当日は高校生や学生ボランティアサークルの皆さんにもご協力いただきました。
今年も県内外から高校生や一般のバンド参加のもと、「MUSIC FESTIVAL」は大いに盛り上がりました。高校生バンドには、「TEENS ROCK IN HITACHINAKA」や「龍岩祭」への出場権をかけて「TEENS ROCK IN YONEZAWA」と題したバンドコンテストに参加していただき、白熱のバトルが繰り広げられました。一般バンドもそれぞれが持つ個性を存分に発揮し、会場を大いに盛り上げていただきました。
そして、今回のゲストアーティストは今注目の福井樹さん。大雨の中、透き通った歌声が醸し出す幻想的な雰囲気で、聴衆を別世界にいざなってくれました。
他にも、この地域の魅力を発信する様々なブースを出店させていただきました。こちらも来場者には大変好評をいただいたものと思います。
実行委員会メンバーをはじめ多くの青年の皆さんに携わっていただきました。これによって、この地域への想いをより強くできたのではないかと思います。本事業が、持続可能な地域形成への一助となれば幸いです。
当日は途中から雨の降りしきる中での開催となりましたが、大きなトラブルもなく「Yonezawa Summer Festival」を成し遂げることができました。小形憲治委員長をはじめとする魁!!地域活性化委員会メンバーにおかれましては、事業運営大変お疲れさまでした。そして、ご来場いただいた本当に多くの皆様には心から感謝申し上げます。