共創×超越まちづくり委員会
私たちが住む米沢市・川西町には脈々と受け継がれてきた歴史や文化、豊かな自然があります。これまで地域の特性を活かしたおまつりなど、多様な取り組みが積極的に行われ昨年には、新たな文化として米沢の花火大会が開催されました。私たちは、こうした取り組みをさらに広げ、地域により良い変化をもたらす役割を担うとともに、地域資源を深く理解し、継承していく持続可能な魅力あるまちづくりを考え行動していく必要があります。
まずは、歴史と伝統のある行事を継承し次の世代に繋いでいくために、第48回上杉雪灯篭まつりに参加し、米沢の冬の魅力を多くの人に体験してもらうことで地域全体の発展と魅力向上に寄与します。そして、地域ブランドの強化につなげるために、スノーアクティビティやワークショップなどの、米沢の雪や自然環境を活かした独自性のある体験を提供し、地域資源の新たな価値を創造します。また、地域の魅力をさらに高め、活性化を図るために、米沢の花火大会に積極的に参画し、花火大会をこの地域の文化的シンボルとして定着させる取り組みを行うことで、訪れる人々に感動を与える花火大会を実現し、この地に住む人々の結束を深め、地域経済の持続的な成長につなげていきます。さらに、次の世代を担う子供たちが、このまちの未来を築く一員として力を発揮していってもらうために、先人たちが守り続けてきた思いや根付いてきた歴史、文化を深く理解する機会を提供するとともに、地域の魅力に直接触れられる事業を展開することで、子供たちの郷土への愛情を育み、地域に対する貢献意識を高め、発展に寄与する原動力を生み出していきます。
私たちは、米沢市・川西町に住む青年経済人として地域資源の理解を深め、この地に住む多くの人々と共創し、「義」の心を持ち、魅力を最大限に引き出すとともに住む人も訪れる人も、居心地の良さを感じてもらえるよう、米沢市・川西町に新たな風を起こします。
委員長 伊佐早 智志
絶やさぬ恕の炎ひとづくり委員会
近年、日本では地震や豪雨などの自然災害が多発しており、米沢市・川西町にも甚大な被害をもたらし他人事ではなくなりました。また、SNS等により言論が多様化しつつも、発言が意図せずシェアされ炎上する事態や、誹謗中傷を発端とする事件が後を絶たない現状です。今こそ想像力を働かせ他者の意見に傾聴し、自他の価値観を尊重するとともに、互いを思いやることができる、恕の精神をもつ強いコミュニティを築く必要があります。
まずは、 災害が発生した際に、米沢市社会福祉協議会との協定に基づき、私たちの役割に応じた支援活動を迅速に行うために、関係団体との連携を深める交流と勉強会を行い、私たちが担う役割の重要性を学び有事に備えます。そして、災害時に地域住民同士が率先して支え合う意識を高めてもらうために、防災関連の事業を行い、地域全体に相互レスキューの精神を広めます。さらに、地域住民の災害時の備えと対応力の強化を図るために、復興支援活動を行う団体を通して被災者の声を聞き、日常生活における備えの重要性を理解していただきます。また、地域の子供たちに、人は多様な価値観や考えをもつことを知ってもらうために、新たな人間関係を築き交流を深める事業を行い、様々な視点を受入れられる柔軟性を高めます。そして、自分の言動が他者へ与える影響や責任を自覚するために、自己の価値観や考えを客観視する機会を作り、自省する姿勢を身に付けます。さらに、他者を尊重しより良い人間関係を構築するために、互いの考えや意見に耳を傾け、手を取り合う機会を提供し、他者を想う「義」の心や、他者への想像力を育んでいただきます。
事業でつながれた人々は、他者への想像力が豊かになり、相互の理解と尊重を基盤とする恕の精神が鍛えられ、課題や困難な状況に直面している他者に手を差し伸べることができる、屈強で剛健な「義」の心を絶えず燃やし、米沢市・川西町に新たな風を起こします。
委員長 玉虫 正和
ミナミハラアートウォーク実行委員会
南原地区は米沢市の中でも古くからの歴史や伝統的な文化が継承され、風光明媚な地域です。ミナミハラアートウォークは米沢JCの継続事業として、南原地区の自然、文化、歴史、そして芸術の共存をテーマにした地域活性化事業です。私たちは、南原地区の魅力と芸術を発信していくとともに、地域住民の方々、作家、メンバーが三位一体となって移住、定住につながる地域の活力の呼び水となる運動を継続して行っていく必要があります。
まずは、南原を自然、文化、歴史、芸術が共存する地域として発展させるために、ミナミハラアートウォーク2025を開催し、芸術で彩った南原地区の魅力を最大限に引き出します。そして、更なる事業の向上のために、5周年記念事業を開催し、意義と目的を協働者が共有できる場として、事業立ち上げ当初の想いを理解していただくことで、協働者のベクトルを合わせます。さらに、メンバーの参画意識の向上のために、率先して参加し楽しめるような心躍る企画を展開し、「地域を楽しむ」という地域活性化事業の本質につなげます。また、地域の子供たちの愛郷心を育むために、子供たちが主体となる企画を実施し親子で芸術に触れる場を提供することで、南原や芸術の魅力を再認識するきっかけを作ります。そして、県内外の多くの方々に訪れていただくために、SNSを活用した宣伝を確立し発信していくことで、事業を多くの方々に広く伝えます。さらに、次年度以降の事業により良く継承していくために、作家、メンバーを対象とした意見交換を行い、情報共有と意識向上を図ることで、効率的に引き継ぐ仕組みを作り次世代へ継承していきます。
南原への想いを行動に移し、継続していく私たちの一隅を照らす活動は、地域の魅力と活力を生み出し、町おこしのきっかけへとつながり、地域の活性化と来訪、再訪者を増やす糸口を掴む架け橋となって、「生きる」と芸術を重ねる南原から新たな風を起こします。
委員長 加藤 真
想いの襷をつなぐ委員会
私たちは周囲に誇れる強みとして圧倒的なマンパワーをもち、地域を想う「義」の心を持ったリーダーとして運動を続けてきました。しかし、近年は様々な価値観が認められ、組織活動への参加意欲の低下から、ピーク時の半数以下でのスタートとなり、これまで同様の運動規模を展開することが難しい状況です。地域によりよい変化をもたらす団体であり続けるには、利他の精神と地域への奉仕を心に抱く新しい仲間を増やす必要があります。
まずは、関係諸団体やOBOGの皆様に今年度の我々の体制と運動についての方針を示すために、格式の高い厳粛な新春祝賀会を企画・運営し、地域課題に対して「我武者羅」に挑戦する姿にご理解とご協力をいただきます。そして、私たちとともに活動する仲間を見つけるために、関係諸団体やOBOGの皆様、地域企業の皆様に訪問を行い、米沢JCの運動を発信し共感いただくことで、新入会員候補者との出会いの機会を増やします。さらに、入会意欲を高めるために、気軽に参加できる交流の機会を設け、メンバーとの関係を築きます。また、今年度の新入会員がJC活動へ積極的に参加する意識を向上させるために、新入会員バッジ贈呈式を行い、米沢JCの一員になることを誇りに思ってもらいます。そして、これまで米沢JCの運動を継続してくださった卒業生に対して感謝と敬意を伝えるために、卒業式を企画・運営し、新たな世界への門出を盛大に祝福します。さらに、連綿と受け継がれてきた米沢JCの伝統と卒業生の熱い想いの襷をメンバーにつないでいくために、卒業生にラストスピーチを行っていただき、今後の活動意欲を向上させます。
熱い想いをもった新入会員を迎え入れた私たちは、米沢市・川西町の種火として、これまで以上に地域のために運動を継続できるマンパワーをもち、一人ひとりが資質を高め、チャレンジし、共に行動できる青年経済人となり、若さと活力漲る新たな風を起こします。
拡大委員長 大塚 到
会員交流委員長 清水 章世