風の時代ひとづくり委員会

現代社会は、グローバル化やデジタル化の進展により、ますます複雑で変化しやすいものとなっています。だからこそ、多様性と柔軟性を持った考え方が必要になります。私たちは、地域の方々に対して新しい出会いや経験を通じて、一人ひとりが能力を発揮できる場を設け、自らの持っているポテンシャルを最大限引き出し社会の変化に果敢に取り組み、社会の変化を牽引し、持続可能で豊かな地域を創っていく人財へと導く必要があります。
まずは、米沢川西に暮らす大人たちがそれぞれの個性を知り、より良い関係性を築き、ポテンシャルを引き出すために、資質向上を目的とした事業を行います。そして、多様性や柔軟性のある考え方を深め広い心と高い視座を持った人財へと導くために、他者との考え方や価値観の違いを知り個々の考えを共有します。さらに、地域における人と人とのつながりを深め良い影響を波及させるために、大人たちが共有したことを各々の地域に還元します。また、子供たちの広い心とチャレンジ精神を培うために、地域資源を最大限活用し、大自然と触れ合える青少年育成事業を行います。そして、子供たちのコミュニケーション能力と相手を思いやる心を培うために普段関わることのない人々が触れ合う機会を設けます。さらに、子供たちが地域の魅力や歴史、文化に触れることで、良い「原風景」として心に刻まれ、今後の地域を支える人財へと導いていきます。また、メンバー同士が創意工夫しながら協力しあい、様々な考え方価値観を持った子供たちを指導することで、メンバー同士の結束も深まりJCの重要性、地域に対する誇りや郷土愛を改めて実感します。
今後の地域を支える世代の方々が、様々な考え方価値観に触れ、多様性を受け入れ、理解し合える関係性を構築し、次世代につながる地域の魅力を発掘、創造します。そして、人と人とのつながりが地域を活性化させ、米沢川西に暮らす人々の可能性を引き出します。

委員長 髙橋 風人

故郷に光を祭るまちづくり委員会

米沢川西ではこれまで地域再生の一環として、まちの特色を活かした取り組みが活発に行われてきました。私たちは地域に根差した青年団体として、この取り組みを拡大し推進していく活動が求められています。私たちはまちを想い行動する人々と連携しながら、米沢川西のもつ歴史や文化、自然や食といった地域資源の特色を理解するとともに、その魅力を活かしたまちづくりを志し、米沢川西がもつ可能性を引き出していく必要があります。
まずは、現代の平和と発展の礎を築いた先人たちへの感謝を表すとともに歴史と伝統あるおまつりを継承し、厳しくも美しい米沢の冬の魅力を多くの人に体験していただくために、第47回上杉雪灯篭まつりに参画します。そして、おまつりに訪れた観光客が米沢の魅力やこのまちのもつ心地よさを感じていただくために、まちの特色を活かした体験を提供し「おしょうしな」の心でおもてなしをします。また、まちの方々にもおまつりに参加する楽しさ、故郷と雪の魅力を再認識してもらうために、様々なスノーアクティビティや雪灯篭制作などの事業を計画し、おまつりのコンセプトでもある“雪を楽しむ市民参加型のおまつり”を体現していきます。さらに、まちに新たな文化を創出し、よりまちの魅力を高めていくために、よねざわ夏まつりに参画し、米沢の夏の風物詩となる事業を展開します。そして、将来このまちを背負って立つ青少年が、まちに更なる活気をもたらす存在になってもらうために、事業をとおしてこのまちに住む心地よさを感じてもらうことで青少年の郷土愛を醸成し、このまちに残り活躍していきたいと思えるような機会を提供します。
米沢川西が持つ地域資源の特色を深く理解し、連綿と受け継がれた歴史や文化を継承するとともに、季節のおまつりをとおしてまちを想い行動する人々と共に新たなまちの魅力を創り出し、住む人も訪れる人も心地よさを感じられる米沢川西の可能性を引き出します。

委員長 宮坂 匡

ミナミハラアートウォーク実行委員会

南原は、斜平山や吾妻山に囲まれ、美しい田園風景が広がる穏やかな時忘れを思わせる地域で、米沢の歴史的背景や伝統工芸の残る重要な場所です。私たちは、この恵まれた地の可能性を最大限に引き出す運動を続けてきました。この運動を、米沢恒例の行事として四達させ、地域の活性や移住につながる魅力の発信を行うとともに、すでに移住した方々が感じる南原の「日常」で得られる感性や気付きを、集積し共有していく必要があります。
まずは、南原を歴史文化と自然、芸術が共存する地域とするために、第4回ミナミハラアートウォークを開催し、南原の「日常」のなかに地域住民の方々にとっての「非日常」を生み出す、アートで彩った南原を大々的に打ち出します。そして、作家や地域住民の方々に、事業の意義を理解いただき、参加意欲を高めるために、事業の主軸となるテーマを早期に決定し公表を行い、私たちとの共通目標を明確化します。さらに、参加スタッフの拡大と能動的な行動を促し、この事業をより良くより続く運動にするために、メンバーと作家や地域住民の方々が活発に交流や意見交換ができる場を企画し、一人ひとりに芸術と地方創生を結ぶ事業への理解を涵養する機会を提供します。また、参加スタッフや来場者の方々に南原の「日常」を深く感じていただくために、作品と調和した屋外や古民家をめぐり、どこか懐かしさ漂う各人の原風景と、芸術が織り成す南原を満喫していただきます。そして、次年度以降の事業に、より効率的に引き継ぐ仕組みを作り上げるために、全スタッフを対象とした意見交換会を行い、継続事業としての情報共有と意識向上を図ります。
芸術と歴史文化の融合から生み出す私たちの運動は、地域内外への認知と浸透を加速させ、JC運動に留まらないサスティナブルな地域全体のまちづくりとしての骨組みを作り出し、地域の方々が主導する新たな地方創生モデルとなる、南原の可能性を引き出します。

委員長 有壁 祥

会員拡大・交流委員会

会員数は年々減少し運動の縮小とともにメンバーのモチベーションの低下も危惧されます。今年度は、新体制として2人の委員長が任命され、人財を求める旅へ向け舵が切られます。今年度も引き続き関係諸団体、OBの皆様、そして家族の理解と協力をいただきながら、青年の持つ可能性を互いに引き出し合い一致団結し、新たな仲間との出会いを追い求める旅路の中で成長し続け、充実した日々の中で会員拡大活動に努める必要があります。
まずは、減少した会員数を拡大し未来有望な人財を探し求めるために、メンバーのありったけの人脈をかき集め、発憤興起し、新入会員というまだ見ぬ宝を探し求めます。そして、協力いただいている皆様に米沢青年会議所の新体制と方向性の理解を得るために、新春祝賀会を開催し、より一層の協力体制を築きます。さらに、常に励みを与えてくれる家族のために、新入会員と力を合わせユニークかつクリエイティブな家族例会を開催し、日頃の感謝の気持ちを伝えます。また、例会出席率を向上させるために、メンバー関係の質を高める事業を企画し、潜んだ可能性を掘り起こし発見します。そして、新入会員とメンバー間の交流を深めるとともに歓迎の心を示すために、バッジ贈呈式を開催し、新たな仲間を迎え入れます。さらに、新入会員にJCの本質と意義、魅力と可能性を伝えるために、新入会員オリエンテーションを開催し、新入会員へ理念を共有しJCへの意識を統一します。そして、多くの経験と苦楽を共にした仲間との別れを惜しみつつも笑顔で見送るために、華やかなラストスピーチを開催し、卒業生の経験を学び、熱い想いを受け継ぎます。
関係諸団体、OBの皆様、そして家族の理解と協力を得ながら7つの事業を遂行した私たちは、地域社会から心魅かれる存在となり、多くの仲間を新たに迎え入れ、拡大する組織の中で出会いと成長を繰り返し、希望に満ちた米沢青年会議所の可能性を引き出します。

委員長 有坂 亘 

石附 和生

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA