平成30年4月15日(日)
4月例会「福島をもっと笑顔に!サクラでつなぐ植樹リレー」を開催しました。
本事業には、米沢市・川西町の小学生のみなさんにご参加いただきました。
事業当日、まずは米沢市・川西町の子どもたちには、「社会福祉法人 二本松市社会福祉協議会」の鈴木有里絵さんから被災地の発災から現在までについてのお話を頂き、その貴重な体験談を通じて、参加者全員が震災が身近で起きた現実の出来事であることを感じ取ることができました。
その後、米沢市・川西町の子どもたちと、根柄山団地の方々との顔合わせを行い、共に根柄山団地の公園内に「ふくしまさくら」を植樹しました。
国土緑化運動の中心的行事として、昭和25年以来、毎年春に国土緑化推進機構と開催地都道府県との共催により全国植樹祭が開催されており、今年は福島県が主会場です。復興に力強く歩む姿を未来へ引き継いでいくために、植樹祭まで、県内各地で開催される植樹活動をつなぐ「森林とのきずなづくり植樹リレー」が実施中です。地域の再生と創生の足掛かりとして、さらに笑顔の輪を広げていくためにも、「ふくしまさくら」の植樹を行いました。福島の明るい未来への希望と、樹木の成長と共に力強く前進して頂きたい想いを、木製バトンで繋ぎ、その想いを参加者全員が短冊に書き、南相馬市で行われる、「全国植樹祭」の式典会場に展示されます。
昼食には福島県浪江町のB級グルメ「浪江そば」を子供たちと一緒に作り、根柄山団地の方々と一緒にお食事をして、みんなが素敵な笑顔になりました。
子供たちと根柄山団地のみなさんと最高の笑顔を作ろうという事で、「じゃんけん鬼ごっこ」「ボールとりゲーム」「ジェスチャーゲーム」の3つのゲームを行い、互いに手を取り合い力を合わせ、心を通わせ寄り添い、最高の笑顔を作ることができました。
最後に、交流を通じてお世話になった根柄山団地の方々と浪江町のみなさんに、これからのエールも込めて、子供たちのみんなと一緒に「未来へつなぐメッセージ」を合唱しました。
今回体験したことや震災復興について、米沢市・川西町の子どもたちが自宅に戻って、お父さんお母さんと会話をすることで、親子で想いを共有することができ、震災の記憶の風化を防ぐことに繋がるはずです。
委員長吉田耕一君をはじめとする寛容なひとづくり委員会のみなさま、心に残る事業を設営いただき大変お疲れさまでした。
そして、本事業の趣旨に共感し、ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。