現代の平和と発展の礎を築いた先人たちへの感謝を表すとともに歴史と伝統あるおまつりを継
承し、厳しくも美しい米沢の冬の魅力を多くの人に体験していただくために、第 47 回上杉雪灯
篭まつりに参画し、道の駅米沢にて事業を展開いたしました。コロナも第 5 類に引き下がった後
初の雪灯篭まつりと言う事もあり、多くの観光客や地域住民の方々にご参加いただき盛況のうち
に終える事が出来ました。
昨年に引き続き実施した「雪板」事業に関しては、アンケート並びに現地でも大変好評を頂き
ました。認知度も未だ高くない新しい文化ではありますが、継続していくことで文化の醸成や認
知度の向上、継続的な集客に繋がる好循環のモデルケールとなるような事業になりました。また、
今期新たな試みとして、参加者を一般募集した芋煮つくり体験・ふるまい、「道の駅⇔米沢駅・上
杉神社」間をむすぶシャトルバス運行を実施しました。芋煮づくり体験では、つくる側とふるま
われる側ともに笑顔があふれ、米沢の食文化を体験できる事業となりました。シャトルバスに関
しては、課題は見えたものの当初の想定より多くの方に活用いただき、今後も拡大の可能性を感
じる事業となりました。
少雪の影響もあり一部事業の中止や縮小もありましたが、多くの方に冬の米沢の魅力や雪国な
らではの楽しみを思い出として持ち帰ってもらうことができ、地域資源の可能性を引き出すこと
ができた事業となりました。